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男の人はそういうの引きずるよね。

 

確かにそうかもしれない。

今はどこで何をしているのだろう。

あの人が育った街を一度歩いてみたくて

はるばる訪ねた、だなんて。

市電に揺られてたどり着いたその港町は、

 

日本海の強い波と風に耐えながらも、

 

凛と強く静かな佇まいを見せていた・・・

そんな気がした。

渡船に揺られながら昔の想い出にひたる。

 

 

まぁいいさ。

男ってのはそういうの引きずる生き物なんだから。

 

Andy’s Photo Journey

安藤智仁 Tomohito Ando

1975年生まれ。

​逗子在住の写真家。

旅や日常のエピソードやことばを、写真に繋げ、独自の作品を紡いでいます。暖かみのある余韻があり、旅やひとの触れ合いを振り返らせてくれます。

個展、企画展の参加など、積極的に活動中。

 

壁面への展示から、ブック製作まで、表現は広がります。

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